大阪南港ATC 9Fにある輸入住宅促進センター
弊社のキッチン”KANGA”と隣接する場所に”COSMOS”が常駐展示しておりました。
このたび、販売・搬入させて頂ける運びとなりましたので、ご報告します。

昨日10日12:00 ショールームにて養生、梱包を行いATC荷捌き場から購入してていただける和歌山県白浜町の施主様宅へ出発。
15:00 現場へ到着し、嬉しいことに施主様にお会いできましたので、早速ご挨拶。

また担当工務店様株式会社 山幸様の現場監督にご挨拶し、打ち合わせを行いながら現場状況を確認します。

建物に関しては先日上棟を済まされたばかりで屋根、床、壁など主要な建材をまだ組まれたばかり。
キッチン搬入に関しては通常、建築の工程では一番最後の方になります。しかしながら今回はキッチンが3階になりばらして現場で組み立てなどシステムキッチンのようなことができないオーダーキッチンならではの仕様となっています。
従って階段などで搬入は困難と判断。建築工程の中でクレーン作業がまだある段階で先に搬入という形となりました。
また、工務店様の御配慮によりキッチン搬入に関してスムーズに部屋内に搬入できるよう足場の準備をきっちりいただいておりました。

弊社職人と打ち合わせにより少々足場の組み直しを行いまた、仮置きする場所の確保を慎重に行います。そして、いよいよ準備を済ませていざ吊り上げ作業開始。キッチン本体は重量約250kg程度。パレットやもろもろ含め約300キロになります。絶対にあってはならない事故が無いよう慎重に吊り上げていきます。

クレーンのオペレーターさんと手合図を送る職人。息をのむ瞬間です。足場と建物にパレットをまたがせるところまで吊り、滑らすようにキッチン本体を部屋内へと4人がかりで動かしていきます。そしてついに250キロとなった本体を室内に下します。

後日、キッチン設置となりますが本日はここまで。
あとは室内の工事の進む状況に応じて移動・保管となります。完成品一体のキッチンをどうしても手に入れたい。施主様のご要望でたとえ無理と思われる状況でも(各現場状況によりますが)このような形で搬入はできます。是非ご参考まで。